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リードアクロス

経済協力開発機構(OECD

OECDは、OECDテストガイドラインをサポートするソフトウェアプログラムのバリデーションと病理組織学の相互評価に関する項目について、GLPのFAQを更新した。

国際連合食糧農業機関(FAO)

コーデックス委員会は、3月20日から24日にかけて、中国マカオにてコー
デックス食品添加物部会会合を開催した。

コーデックス(食品の国際規格)

CODEX
1.コーデックス(CODEX)とは何か?

正式にはコーデックス・アリメンタリウス(Codex Alimentarius)というラテン語からきた言葉で、食品規格という意味をもち、19世紀末のオーストリア・ハンガリー帝国でも使われたことがある伝統的な言葉です。

現在、世界的に通用する食品規格はこの規格だけで、これを普通コーデックス規格といっています。

1962年、国連の専門機関である国連食糧農業機関(FAO)と世界保健機関(WHO)が合同で、国際的な食品規格をつくることが決められました。

その食品規格計画の実施機関が食品規格委員会、英語名でコーデックス・アリメンタリウス・コミッション(Codex Alimentarius Commission)といい、CACと略称されています。

1963年に第1回の総会がローマで開かれました。つくった規格ばかりでなく、CACの組織にもコーデックス○○部会というようにこの名前がつきます。

コーデックス委員会ホームページ http://www.codexalimentarius.net/

たとえばある食品の規格を決めたり、害のある物質の量の限度を決めたり、衛生的に取り扱う方法を決めたりというコーデックス規格を作ることで、世界の消費者の健康を保護し、公正な食品貿易の実施を促進することがこの委員会の第一の目的です。

現在、世界貿易は世界貿易機関(WTO)体制下にあり、この体制を規定したマラケシュ協定、いわゆるWTO協定をわが国は批准しています。食品貿易で何らかの紛争が起こったとき、その裁定にあたるのがWTOで、その際の判断基準となるのがコーデックス規格です。コーデックス規格そのものは直接の強制力はありませんが、このような体制下では重要な役割を果たします。

この協定に含まれる「衛生および植物検疫に係る措置に関する協定(SPS協定)」や「貿易の技術的障害に関する協定(TBT協定)」では、科学的に証明される特別な理由がない限り、コーデックス規格を無視できず、国内法規などにも影響を与えるので、この規格は大変重要な国際規格といえます。

コーデックス規格は各国それぞれの事情を負った論議によって決められます。従って必ずしもコーデックス規格がすべてわが国の現状に沿ったものとは限りません。多くの場合は、わが国の食品規格をコーデックス規格にあわせなくてはならなくなり、食品産業に大きな影響を与えることもあり得ます。常にその動向を注視し、必要に応じてわが国の主張をコーデックス規格に盛り込むことも大切です。

CACを補佐する事務局(FAO内に設置)と執行委員会の下に以下の部会があります。

一般問題部会(10部会)
個別食品部会(11部会)
地域調整部会(6部会)
特別部会(3部会)
(1)は食品衛生部会、一般原則部会、食品表示部会など、(2)は魚類・水産製品部会、乳・乳製品部会、ナチュラルミネラルウォーター部会などがあります。(3)はアジアを含め世界を6地域に分けてそれぞれの地域の事情を考慮して調整を行う委員会です。(4)は期限が定められた特別部会です。(1)、(2)はそれぞれ担当国が決められ、(3)はそれぞれの地域部会で議長国を決めます。なお、バイオテクノロジー応用食品特別部会では日本が議長を務めています。

構成国は?

2006年10月現在、CAC加盟国は174カ国及び1機関(欧州共同体)です。加盟国は書面によってコメントを提出することや、会議への出席と意見を述べることができ、また1国一票の投票権があります。
国際機関、非政府機関、非加盟国などは認められればオブザーバーとして会議に出席して意見を述べたり、コメントを提出したりできますが、投票権はありません。
会議などで使われる言語は?

国連で実際に使われている3つの言葉を討議や資料で使うことになっていますが、通訳と翻訳の費用を負担すれば自国語を使うこともできます。これまでの会議では英語、フランス語、スペイン語が使われ、ワーキング・グループではほとんど英語が使用されてきました。2001年の第24回コーデックス総会からはアラビア語と中国語が追加されました。

一般問題部会 個別食品部会 地域調整部会 特別部会
栄養・特殊用途食品部会 CCNFSDU(ドイツ) 加工果実・野菜部会 CCPFV(アメリカ) アジア部会 CCASIA(韓国) バイオテクノロジー応用食品部会 CTFBT(日本)
食品輸出入検査・ 証明システム部会 CCFICS(オーストラリア) 油脂部会 CCFO(イギリス) アフリカ部会 CCAFRICA(モロッコ) 抗菌薬剤耐性部会 TFAR(韓国)
一般原則部会 CCGP(フランス) 生鮮果実・野菜部会 CCFFV(メキシコ) ヨーロッパ部会 CCEURO(スイス) 急速冷凍食品加工取扱部会 TFPHQFF(タイ)
残留農薬部会 CCPR(オランダ) 魚類・水産製品部会 CCFFP(ノルウェーラテンアメリカカリブ海諸国部会 CCLAC(アルゼンチン)
食品表示部会 CCFL(カナダ) ココア製品・ チョコレート部会 CCCPC(スイス) 北アメリカ・ 南西太平洋部会 CCNASWP(サモア
分析・サンプリング部会 CCMAS(ハンガリー) 乳・乳製品部会 CCMMP(ニュージーランド) 近東部会 CCNE(ヨルダン)
食品衛生部会 CCFH(アメリカ) 食肉衛生部会* CCMH(ニュージーランド
残留動物用医薬品部会 CCRVDF(アメリカ) 穀類・豆類部会* CCCPL(アメリカ)
食品添加物部会 CCFA(中国) 植物タンパク部会* CCVP(カナダ)
汚染物質部会 CCCF(オランダ) 糖類部会* CCS(イギリス)
ナチュラル ミネラルウォーター部会* CCNMW(スイス)
平成19年2月1日現在

(注)( ):ホスト国、*:休会

コーデックス規格を作る上でもっとも重要視されるのが各国の合意-コンセンサス-です。食品の種類や品質は地域の環境や食文化によって大きく左右されます。特に加工度の少ない、原料に近い製品ほどそれが顕著に現れます。たとえば食品の分類を想定すると、最初に出てくる食品は日本なら米や麦という穀類でしょうが、西欧では乳・乳製品や肉類でしょう。こういういわば食文化の違いをふまえて世界共通の規格にしようというのですから、大いに議論をおこなってコンセンサスを得ることがとても大事になるのです。
コーデックス規格を作るには、通常8つのステップが必要です。その概略は以下のステップをご覧ください。コーデックス規格作成の書類整理、送達、修正、会議の開催などは、すべて部会事務局の協力を得てCAC事務局が主催します。部会の議長はほとんど担当国(ホスト国)が担当しますが、CAC事務局から必ず専門職員が出席して議長を補佐します。次にコーデックス規格等の作成過程をより詳細に説明しましょう。
Step 1:CAC総会、作成開始、Step 2:規格案作成

コーデックス規格作成の必要性が論議された後、CACの総会で新しいコーデックス規格を作る決議が採択されるとステップ1となり、担当の部会を決めて作業が委嘱されます。最初の規格案は通常、提案国と関心国で構成される作業グループで作成されます。この過程がステップ2です。

Step 3:各国コメント提出

規格案を加盟各国と関連国際機関に送ってコメントを求め、そのコメントをまとめて加盟各国などに送付するのがステップ3です。規格案をコメントに基づいて事務局が一部修正することもあります。

Step 4:部会会議選択・必要に応じ修正

提案された規格案を修正するステップだと手続きマニュアルには規定されているだけですが、通常は最初の部会会議が開催されます。関係国などが集まり、論議の上修正案についてコンセンサスが得られれば、ステップ5に進める決議が採択されます。もし、論議が紛糾し、なお検討が必要と判断されれば、ステップ3に戻し、再びコメントを求めることとなります。

Step 5:CAC総会の承認

ステップ4で採択された規格案が事務局を通じてCAC総会または執行委員会に提出されます。論議も行われますが、原則としてステップ5の段階で総会の承認がいるということです。

Step 6:各国コメント提出

このステップは基本的にステップ3と同じです。ステップ5までで作成された規格案を加盟国などに送付し、コメントを求めます。つまり、コーデックス規格を作るにはステップ5までとステップ8までの2回のサイクルがあり、慎重に論議されるということです。

Step 7:部会会議選択・必要に応じ修正

ステップ4と同じく、通常は部会の会議が行われ、規格案を論議します。コンセンサスが得られれば、CAC総会に対してステップ8に採択する勧告を部会として行う決議をします。また、論議が紛糾すればステップ6に差し戻し、再びコメントを求めることとなります。

Step 8:CAC総会正式採択、コーデックス規格完成

部会の作業はステップ8への勧告を採択した段階で終了し、ステップ8に採択するかどうかはCAC総会で行われます。総会までに事務局から各国などにコメントの提出が要請され、総会でも論議が行われます。コンセンサスまたは投票により規格案が採択されればステップ8となり、コーデックス規格として所定のコードが与えられ、コーデックス・アリメンタリウスといわれる規格集に収録されます。

欧州化学品庁(ECHA)

ECHAは、多成分物質とUVCBのリードアクロスに考え方に関する文書を公表した。リードアクロスの複雑さを示す事例も含んでいる。

3-023 読み取り法(Read-across)とはどの様な手法か?

Read-acrossとは、ハザードデータがない場合、構造的に類似する物質のハザードデータを活用する手法です。Japanチャレンジでも導入され、以下の説明資料の図表(p.9)が参考になります。
http://www.meti.go.jp/policy/chemical_management/kasinhou/files/challenge/about/category.pdf