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ALPS

アルプス ALPS : Advanced Liquid Processing System。東芝が開発した多核種除去設備。2013年4月より福島第一原子力発電所の放射性汚染水処理に用いられている。

汚染水から多種類の放射性物質を除去する装置。東芝が開発。平成25年(2013)4月より、福島第一原子力発電所事故による高濃度汚染水の処理を行っている。セシウムストロンチウムをはじめ、約60種類もの放射性物質を検出限界未満まで除去が可能。多核種除去施設。ALPS(advanced liquid processing system)。

サリー(SARRY)は、東京電力福島第一原子力発電所において、高濃度の放射能汚染水からセシウムを除去する装置のこと。第二セシウム吸着装置と呼称される。SARRYはSimplified Active Water Retrieve and Recovery System(単純型汚染水処理システム)の略である。東芝などが開発した。トラブルが相次いだ外国製の装置と比較し、構造がシンプルで故障に強いとされる。2011年8月16日より試運転を始め、19日に本格稼動を始めた。雑固体廃棄物減容処理建屋(高温焼却炉建屋)内に設置されている。

全体は、ポンプ、ろ過フィルタ(油分等)、セシュウム吸着塔(タンク)、メディアフィルタから構成され、A系列とB系列の2系列となっている。
汚染水をセシウム吸着能力のある合成ゼオライトの入った複数のベッセル(タンク)を経てセシウムを吸着する。
セシウム吸着塔は、直径1.4m、高さ3.6mの円筒形の容器となっており、5本の吸着塔からなる。
処理能力は、流量が25m3/h(1,200t/日)で、除染能力は1/5万?。
吸着したベッセルは交換され、外されたベッセルは建屋外にある仮保管施設におかれる。

アルプス(ALPS) - 多核種除去設備
キュリオン

セシウム除去装置(SARRY)概要

セシウム (新ラテン語: caesium[3], 英: caesium, cesium [ˈsiːziəm]) は原子番号55の元素。元素記号は、「灰青色の」を意味するラテン語の caesius カエシウスより Cs。軟らかく黄色がかった銀色をしたアルカリ金属である。融点は28 °Cで、常温付近で液体状態をとる五つの金属元素のうちの一つである[注 1]。

セシウムの化学的・物理的性質は同じくアルカリ金属ルビジウムカリウムと似ていて、水と−116 °Cで反応するほど反応性に富み、自然発火する。安定同位体を持つ元素の中で、最小の電気陰性度を持つ。セシウム安定同位体セシウム133のみである。セシウム資源となる代表的な鉱物はポルックス石である[5]。

ウランの代表的な核分裂生成物として、ストロンチウム90と共にセシウム135、セシウム137が、また原子炉内の反応によってセシウム134が生成される。この中でセシウム137は比較的多量に発生しベータ線を出し半減期も約30年と長く、放射性セシウム放射性同位体)として、核兵器の使用(実験)による死の灰(黒い雨)や原発事故時の「放射能の雨」などの放射性降下物として環境中の存在や残留が問題となる。

2人のドイツ人化学者、ロベルト・ブンゼンとグスタフ・キルヒホフは、1860年に当時の新技術である炎光分光分析(英語版)を用いて鉱泉からセシウムを発見した。初めての応用先は真空管や光電素子のゲッター(英語版)であった。1967年、セシウム133の発光スペクトルの比振動数が国際単位系の秒の定義に選ばれた。それ以来、セシウム原子時計として広く使われている。

1990年代以降のセシウムの最大の応用先は、ギ酸セシウムを使った掘穿泥水(英語版)である。エレクトロニクスや化学の分野でもさまざまな形で応用されている。放射性同位体であるセシウム137は約30年の半減期を持ち、医療技術、工業用計量器、水文学などに応用されている。

核技術自体は、ヒトが宇宙進出するためになくてはならない。宇宙空間では空気を合成しなくてはならないし、水を合成しなくてはならないから。